自動車損害賠償責任保険、略して自賠責保険は、自動車損害賠償保障法によって、自動車や原動機付自転車を使用する時、加入が義務づけられている損害保険です。

自動車損害賠償責任保険とはのポイントとは


つまり、自動車損害賠償責任保険という新しい健康保険制度が作られることになり、75歳以上の人は、それに強制加入させられることになったのです、
実はこの自動車損害賠償責任保険は、医療費の適正化を目的として、作られたもので、まず、2006年にその法案が国会で可決されることになります。
そして、可決したことに伴い、2008年4月1日から、自動車損害賠償責任保険が施行されることになります。
端的に言うと、自動車損害賠償責任保険というのは、他の健康保険から独立した全く新しい医療保険制度を指すのです。
実際、自動車損害賠償責任保険の名称が変更されたわけですが、結局、制度の内容そのものには変わりなく、国民を混乱に陥れる結果となりました。

自動車損害賠償責任保険は、スタート当初、2つの名称があって混同されましたが、簡単に理解するなら、素直に、長寿医療制度ととっても問題はないでしょう。
今までなら、75歳以上の高齢者は保険料を滞納しても、保険証の取り上げはありませんでしたが、自動車損害賠償責任保険の登場で、滞納者は取り上げられることになりました。
そしして、自動車損害賠償責任保険がスタートした2008年、その名が、いきなり、長寿医療制度に変わり、国民の反感を受けます。
現行制度と自動車損害賠償責任保険の違いは、今まで家族に扶養されている人を含めて、保険料の負担を求められることです。
今まで、保険料を徴収されることがなかったのに、自動車損害賠償責任保険で、保険料を取られるようになるので、経済的には苦しくなります。

自動車損害賠償責任保険の保険料額は、全国的に見ると、平均して年7万2000円くらいになるようです。
しかし、介護保険料と自動車損害賠償責任保険の保険料額を合わせると、ほとんどの高齢者は、毎月1万円、年金から天引きされることになります。
ただ、自動車損害賠償責任保険が導入されても、医療費の窓口負担は、原則1割となっています。
そして、短期保険証、資格証明書が、自動車損害賠償責任保険の開始により、発行されるようになりました。
今後、自動車損害賠償責任保険の保険料は2年ごとに改定されるとのことですが、高齢者の数が増えるに従って、当然、保険料が引きあげられていきます。

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