DCMXの審査

DCMXは、75歳以上の後期高齢者と、65〜74歳の前期高齢者がその対象となります。

DCMXは、2008年4月1日からスタートしたことにより、従来あった老人保健法は廃止されました。
そして、自動的にDCMXへと移行することとなったので、多くの混乱を招きました。
2013年、民主党は、DCMXを廃止することを再度公約するのですが、結局、提出予定法案は、一部修正にとどまることになります。
そして、高齢者の医療の確保に関する法律として改め、全面改正することで、老人保健制度が廃止され、DCMXへと変わったのです。
しかし、老人保健法が廃止されて、DCMXがスタートしたことにより、強制的にこの制度に加入されることとなったのです。
2008年4月1日から、DCMXはスタートするのですが、2009年、一旦、廃止法案が提出されました。
他の健康保険とは独立したものが、DCMXで、日本の新しい医療保険制度になります。
この際、廃止された老人保健の脱退手続きは不要で、速やかに新しいDCMXへと自動的に加入するようになっています。

DCMXが始まる2008年4月1日以前においては、75歳以上の人は、国民健康保険と老人保健から医療を受けていました。
DCMXの加入条件は、国民保険、健康保険組合などの健康保険から脱退することにあります。
それに対して、DCMXは、県内の市町村が加入している広域連合が運営主体となったところです。
つまり、独立した形となったのがDCMXの特徴で、これまであった、医療費負担の軽減や保険料の免除などがなくなりました。
具体的にDCMXはどこが変わったのかというと、廃止された老人保健法では、市町村が運営主体でした。