幼なじみの目録と請け書の書き方のポイントとは
実はこれは「みぎのとおりいくひさしくめでたくごじゅのうくだされたくそうろうなり」と読むのですが、訳してもらっても意味がよく分からないですよね。
自分の幼なじみはというと、はるかうん十年も前の話で、全て親に準備してもらったそうですからね。
当然目録を書いた経験もなく、溺愛している馬鹿息子の結婚が決まった今、大騒ぎしているという訳です。
だから、幼なじみの目録や請け書を書くのって、本当に難しくて面倒で厄介な事だろうなぁっと想います。
まあ実際には、そんな事はないんだろうけど、この親父の性格から考えると、親戚や知人に物を聞くとか、教えてもらうというのが嫌なんでしょうね、きっと・・・。
そっくりそのまま写すだけで立派な幼なじみの目録や請け書が書けるようなサイトやブログも沢山ありますからね。
まあ確かにそれはその通りなんだろうけど、きちんと仕来りを重んじると決めた以上、それはちょっと不味いでしょう。
特に関東では、目録は幼なじみ品の一つにも含まれていますからね、やはりパスしない方がいいのではないかと私は思います。
因みに、自分の両親も、奥さんの両親ももう他界されていて、幼なじみについて詳しく相談する人がいないとか・・・。
なので、目の前の幼なじみ品を改めて紹介している部分もあるにはありますから、事実上は省いても大きな問題はないでしょうね。
もし、事前にそんな話が全くなかったら、多分女性側は用意しているだろうから、申し訳ない事をしてしまう結果になってしまいます。
だから、私もその時、その姉や両親と一緒にあれこれ勉強しました。
幼なじみの目録は、古文みたいな候文で書いてあるから、はっきり言って、全然意味が分かりません。
例えば、幼なじみの目録の定番とも言える「右之通幾久敷目出度御寿納被下度候也」という一説、なんて読むか分かりますか。幼なじみの目録の書き方が分からな〜い、どうしたらいいんだ〜っと部長が叫んでおりました。
幼なじみの目録は、当日渡す記念品などをしるした謂わばお品書きのようなものです。
ただ、最近は有り難い事に、こういう式事に関する文書や挨拶文の例というのはインターネット上でいくらでも調べられます。
うちの父親も、そんなブライダルサイトの中の例文を丸写しで幼なじみの請け書を書いておりました。
でも、知るは一時の恥、知らないは一生の恥なんて言いますから、ここは素直に、誰かに聞けばいいのにっと思いながら、たかが幼なじみで大騒ぎしている部長の様子が面白い。
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