子どもの個性は環境で決まる

子どもの成長は環境・投資・しつけ

 2009年マスコミ各社に取り上げられ、世間でもよく使われ記憶に
残っている言葉の一つ
「投資するなら、株よりこども」と いう見出しをおぼえていますか。

この言葉は、世界最年少18歳で賞金王になった、石川遼くんのことを表現していたものでした。
投資するなら株よりこども
不思議なことですが、良く考えてみたら当たり前のこと、どこの親御さんもこれまでずっと「こどもに投資」し てきたのではないですか。


どこの家庭でも「たからもの」 として我が子の成長と
将来に夢を託し大切に育てています。

幼稚園の入園式で一番大きな声で返事ができたと言っては、うちの子は優秀だと喜び。
投資するなら株よりこども
小学校の運動会の50m走で、トッブでゴールしたといっては、将来はオリンビック選手かも知れないと思い、一緒にジョギングを始めたり。


学校で描いた絵がジュニア展に出品したら
入選した、といって我が子はゴッホやピカソを超えるのではないかと思いどんどん描かせる。


どんどんと期待を膨らませながら、自分のこどもにはどんな教育が相応しいのか、親 としてどんな子育てをすれば良いのか、いろんな事を考えながら成長を見守ります。

そしていつの間にか自分の将来に希望を持ってくれている親の期待にこたえようと頑張っている子ども達もいます。
投資するなら株よりこども

親に期待されない子どもは何をやっても上手くいかないことが多い
です。

もっとも、子ども自身はあまり度が過ぎる期待をされても迷惑なこともあるでしょうが。

どの子にも それぞれ才能がありその才能を伸ばす環境を与えることで小さな才能は少しづつ成長していきます。

ところで、こんな話をご存知でしょうか?

孟母三遷(もうぼさんせん)


子どもの教育には環境が大切であるという教えです。
昔、中国に孟子と言ってのちの儒家となった人がおり、 そのお母さんが行った子育てのお話です。

墓場
 孟子(もうし)が幼い頃、彼の家は墓地のすぐ
 近くにあった。
 そのためいつも、葬 式ごっこをして遊んでいた。

孟子の母は、 「ここはあの子が住むにはふさわしくないところだわ」 そう考えて引っ越すことにした。
お店

 移り住んだのは市 場の近く
孟子は商人のまねをして商売ごっこをして遊んだ。

 孟子の母は言った。

学校 「ここもあの子が住むに はよくないわ」
 再び引っ越して、今 度は学校の近くに住んだ

 孟子は、学生がやっている祭礼の儀式や、礼儀作法の真似事をして遊ぶようになった。

 「ここならあの子にぴったりね」 孟子の母はここに腰を落着けることにした。  
やがて孟子は成長すると、六経を学び、後に儒家を代表する人物となった。                                     (Yahoo!辞書 大辞泉【孟母三遷の教え】より)



続いて、聖書のお話から〜

「種まきのたとえ」


マタイ福音書13章より

 「見よ、種まきが種をまきに出て行った」
鳥

種をまいているうちに、道 ばたに落ちた種があった。 すると、鳥がきて食べてしまった。

 

枯れ木ほかの種は土の薄い石 地に落ちた。
 そこは土が深くないので、すぐ芽を出したが、 日が上ると焼けて、根がないために枯れてしまった。


いばら
 ほかの種はい ばらの地に落ちた。
 するといばらが伸びてふさいでしまった。



実り
 ほかの種は良い地に落ちて実を結び、 あるものは百倍、あるものは六十倍、 あるものは三十倍にもなった。 耳のある者は聞くがよい。」
  とあります。

 日本と、聖書の舞台になっている地方とは、 農作業の仕方は違うでしょう。

しかし、種 は立派であっても、 落ちた場所によって、結果に天地の差が生じるというのは、共通の事実です。
  
もともと自然の状態では、畑とか、水田というものは存在しません。
固い土は、掘り起こされ、堆肥などの有機質肥料を施すなど、 人の手が入ることによって、良い土地になります。

石地は、乾燥しやすい土地で す。 しかし、大きな労力は必要ですが、 石を取り除くことで、立派な畑になります。  

いばらの生えている土地は、肥沃な土地です。
 肥えているからいろんな植物が生えてくるのです。
 草を取り除けば、立派な畑になります。
 草は、積み上げて堆肥にするか、 乾燥させて燃やせば、これもまた立派な肥やしになります。

 土というのは、長い年月の間にそこに埋められた、 植物や動物の「死骸」環境で決まるで出来ている、といっても過言ではありません。  

聖書の中では、「土」の 話をしながら、実は「人」の 話をしておられるのですが、 石地やいばらの地のような者はもうだめだ、と言っておられるのではなく、 そのような人でも、誰かの手が加わることで、様々な痛みを通して、 心豊かな人になれる、と言っておられるのです。

区切り線

<種>の種類を知って環境を作ろう


芽を出す  LOOP理論は、 生年月日を基に統計学的手法で
  人の本来持って生まれた「個性(素質)」を解析
  するものです。
  人間が変える事が出来ないものの一つが誕生日だとすればその誕生日になんらかの意味があると考えた理論です。

ですので、解析されたデーターは お 子さんの<種>ともえるものです。
 
植物を育てる過程を例にあげれば、<種>がどんな種類なのか知らなくてはいけません。

朝 顔の種ひまわりの種で は育て方が違います、そのうえ与える肥料も違って来ます。
 
そして、その種がどんな環境(家庭や学校)で育つかで同じ種でも育ち方が違って来ます。

 ここで言葉を置き換えて考えてみます。
<種=個性> 子どもの持っている生まれながらの素質
「環境」=家庭や学校など、子どもを取り巻く環境に当てはめてみました。

 「こどもの履 歴書」は長所伸展型の言葉で表現してあります。
 
投資するなら株よりこども どこのご家庭の親御さんもわが子ほど愛おしいものはないと思っています

その子が育ってくるにつれて、危険な目に合わぬように注意をしたり、きちんとしつけをしていきます。

しかし、
 ついつい短所ばかりに目がいきやすく「早 く○○しなさい」とか「何回
言ったらわかるの!」 などついついわが子にきつく当たってしまうこともあります。

 なんとか早く短所を直したい・・・と考えて行う行動になってしまいがちです。

 しかし、子どもはほめて育てる事でその短所を長所とすることが出来ます。

 「こどもの履歴書」を参考にしてわが子の長所を認め伸ばしていって頂ければ幸いです。

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