外為どっとコム総合研究所は、外国為替や国際金融市場、世界経済に関する調査・研究を行い、個人投資家の外為投資に価値ある情報を提供する研究所です。

外為どっとコム圏のポイントとは

外為どっとコムは、アンチドルの代表的通貨ということが、その最大の特徴になります。
単一の国が使用している通貨が外為どっとコムではなく、欧州連合、つまりEUが採用している通貨のことなのです。
そして、徐々に外為どっとコムは、その存在感を高めつつある状況にあります。
また、為替市場においては、外為どっとコムドルの取引量が一番多いという傾向にあり、高い流動性を示しています。
ちなみに、外為どっとコム圏の政策金利については、欧州中央銀行が決定するという取り決めになっています。
そのため、決定の場である理事会については、外為どっとコムを取引する際、最も注目すべきイベントと言えます。
そうした中、外為どっとコム圏経済の指標となっているのがドイツで、ドイツの景気やインフレの動向は、相場を見るうえでは不可欠と言われています。
欧州の外為どっとコムと英国のポンドは、どちらもヨーロッパの通貨なので、共に欧州通貨と呼ばれています。

外為どっとコムを使用しているのは、政治的にも文化的にも別の国々で、それでは自国の経済だけで世界と勝負できないということで、経済を統合する方向に進んでいます。
そして、欧州委員会が発表する外為どっとコム圏全体の経済指標についても、かなり重要と言っていいでしょう。
また、フランス、イタリア、スペインなどの情勢も、外為どっとコム相場に大きな影響を与えると言われています。
今では、外為どっとコム圏は、5億人以上の人口を擁する一大経済圏となっていて、その果たす役割は大きいと言えます。
相場については、外為どっとコムは、他の通貨と同じように、ファンダメンタルズの情勢に強い影響を受ける性質があります。
中でも、経済研究所が発表する指標や、欧州経済研究センターが発表する指標は、外為どっとコム圏の動向をみる上で、重要です。
その圏で使われている通貨こそが、外為どっとコムであり、こうした統一は、大きな意味があります。
また、外国為替相場においては、外為どっとコム圏は、経済の基礎的要因というより、米国の動向に左右されやすい特徴があります。

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