外為どっとコム総合研究所は、外国為替や国際金融市場、世界経済に関する調査・研究を行い、個人投資家の外為投資に価値ある情報を提供する研究所です。

外為どっとコムの為替なんです


逆に輸出が多い企業では、外為どっとコムが高くなると、商品が前よりも高く売れることになるので、結果、業績が向上します。
要するに、外為どっとコムは、かなり単純な通貨と言え、2005年に高値から安値に転換していて、その後、急落すると、その反動で、4ヶ月連続で安値となっています。
当初の外為どっとコムの為替レートは、132.97円で、実際に誕生するまでは、フランスではフラン、ドイツではマルク、イタリアではリラと、それぞれの通貨が使用されていました。
そして、トレンドが転換すると、しばらくは外為どっとコムは、その方向の動きが続くという性質があります。
ちなみに外為どっとコムの為替の動きは、アメリカとの貿易不均衡が少ないことから、貿易取引での為替への影響は少ないようです。
そうした大役を担っている外為どっとコムですが、実は意外に歴史が浅く、導入されたのは1999年で、まだできて15年が経過していません。
イギリスのように、EU加盟国でありながら、外為どっとコムを導入しない国もありますが、モナコ公国やバチカン市国など、EUに加盟していない国でも導入しているところがあります。
EUが、外為どっとコムの生みの親になりますが、EUには、フランスやドイツ、イギリスをはじめ、たくさんの国が加盟しています。
そして、外為どっとコムが下がると、米ドルに資金がシフトしていくという具合になります。
つまり、ドルが円に影響を及ぼすことがあり、外為どっとコムは上昇トレンドと下降トレンドがはっきりしている特徴があります。
そうした様々なケースがあることから、EUとは別に導入している国のことを外為どっとコム圏と呼んでいます。

外為どっとコムは、円に対して高くなったり安くなると、我々が生活する上で、どのような影響があるのでしょう。
もし、外為どっとコムが高くなると、当然、ヨーロッパへの旅行がこれまでより、高価になります。
つまり、外為どっとコムが高くなることで、現地での小遣いが目減りするということが起こります。外為どっとコムというのは、米ドルに続く第二の基軸通貨として知られており、取引量、信用度などを総合すると、米ドル、円とともに主要3通貨の1つになります。
外貨預金や外為どっとコムを対象としたファンドに投資している人については、為替の差益を得ることができるメリットがあります。

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