リンパマッサージの方法

リンパマッサージ炎になると、炎症をおこしているので、腫れあがるという症状が起こります。
豆粒ぐらいの丸みのあるものがリンパマッサージで、健康で正常なときでも手で触わると、小さなぐりぐりが確認できます。
そして、リンパマッサージ炎になると、そのぐりぐりが大きく腫れあがり、症状としては、痛みがあって、皮膚が赤く腫れたり、熱っぽくなります。
このリンパマッサージ炎がおこる原因は、炎症を起こしている近辺での細菌やウィルスなどの病原菌による感染がほとんどです。
病原菌の進入を察知したリンパマッサージが、病原菌と戦うために白血球を動員して、攻撃を仕掛けるのです。
要するに、リンパの免疫機能が働くことで、リンパマッサージ炎がおこるわけで、免疫反応に組織できる感染源から最も近くにあるので、反応を起こすのです。
感染の場所によって腫れるリンパマッサージというのは、ほとんど決まっていて、指先で感染が起きるとひじが腫れたりします。
また、数週間経ってもリンパマッサージの腫れが引かなかったり、腫れが大きくなってくるという症状が出てきた場合は、がんの疑いがあるので、病院で見てもらうようにすべきです。
がんによるリンパマッサージ炎の症状は、硬くて動かず、押さえても痛まないという特質があります。
病院に行くと、リンパマッサージが細菌感染の場合、症状によっては抗生物質や消炎鎮痛剤を処方することもあります。
なぜ腫れるのかというと、体中をめぐるリンパ液に細菌が入り込んできたものをリンパマッサージで殺菌しようとして、白血球やリンパ球が集まるからです。
ただリンパマッサージ炎で注意しなければならないのは、悪性リンパ腫や白血病などのがんが原因で起こっている炎症です。

リンパマッサージは、腋の下、そけい部が腫れることも多く、これらの腫れの症状は、比較的体の表面近くに変化があるので、病気の際の目安になります。
通常の場合、リンパマッサージ炎は、特に治療しなくてもしばらくすれば、腫れも引いてきて、自然と治ります。
腫れても大きくならないうちはリンパマッサージは痛むことはなく、ちょっと腫れても数日で収まるので、気がつかないことがほとんどです。