リンパマッサージの方法

まず、リンパマッサージ結核の１期として、初期腫脹型が見られ、弾性硬の腫瘤が起こり、単純性のものとは区別しにくいようです。
この段階では、発熱、全身倦怠感がみられ、頸部リンパマッサージ結核の場合、頸部のはれ、疼痛、発赤が起こります。
実はリンパマッサージ結核のほとんどが、頸部に出現する傾向にあり、特に慢性の場合、周囲と癒着する傾向があります。
また、リンパマッサージ結核の3期になると膿瘍形成型が起こり、乾酪変性から軟化し、節内外の膿瘍を生じて急に増大したりします。
口腔や咽頭粘膜からの二次性に生じる場合も多いのがリンパマッサージ結核で、胸部に異常を認めないものも多く見られます。

リンパマッサージ結核は、肺門結核とも言われ、初期変化群ができあがっていきます。
また、リンパマッサージ結核になると、自壊して瘻孔や皮下膿瘍を起こすこともあります。
確定と他疾患との鑑別は、生検でリンパマッサージを接種して検査していきます。
そして、結果、リンパマッサージ結核の炎組織がはっきりしたら、内科での抗結核剤治療を中心におこないます。
また、リンパマッサージ結核の結核菌が、肺胞マクロファージ細胞のなかで増殖を続けると、感染病巣がつくられることになります。
この場合、慢性でありしかも多発して、炎症反応も続き、周囲と癒着ありの時は一応はリンパマッサージ結核を疑います。
そして、リンパマッサージ結核の結核菌の勢いが強くなると、そのまま発病してしまうのです。リンパマッサージでよく言われるのは、特に頸部の腫脹の中で、放置出来ない疾患としてよく現れます。
そて、肺門リンパマッサージから、隣接する縦隔、もしくは頸部にも結核菌が浸潤することがあります。
この場合、リンパマッサージであっても、結核の一つの形としての表れになります。
そして、皮膚に穿孔して瘻孔を形成し、瘻孔からは膿性の分泌液が流れ出て、縦隔リンパマッサージで炎症がはれると、気管支圧迫が起こります。
また、リンパマッサージは、無気肺や閉塞性肺炎が合併することがあるので、注意しなければなりません。