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ＮＳＣでの流れを見ていくと、ネタを作って発表という基本的な流れがあります。
と言ってもお笑い芸人だけを養成している訳ではなく、ＮＳＣの中には色々なコースが用意されています。
面白さの根幹に関しては、あくまでも自分自身のセンスと努力によるところが大きくＮＳＣはそれを有意義に伸ばせる場と言えるかもしれません。
養成所といっても一からお笑いについて学んでいくのではなく、どちらかと言うとＮＳＣではお笑いに必要なものを学びながらセンスを磨いていくと言えるでしょうか。ＮＳＣとは、大手芸能事務所でもある吉本興業が運営しているお笑い芸人の養成所です。
お笑いという分野からは離れるものの、たとえば俳優などを目指す場合にもＮＳＣは養成所として機能してくれます。
ここでネタについて講評してもらえるのが授業ならでは、とも言えるでしょう。
ＮＳＣの場合は入学時に授業料を収める事になっているので、入学して半年経って授業料が払えず、といった状況に陥ることはありません。
授業と言えば、気になるのはＮＳＣの授業料が幾らかかるかという点です。
ブログやサイトをチェックして、ＮＳＣに関してより詳しい情報を収集してみると良いでしょう。
しかし入学金が用意できずに、という事は十分に想定されますね。
場合によってはローンを組めるようになっているようですが、ＮＳＣでお笑いの基本を学ぶには相応のお金がかかるという事を忘れてはいけません。
今までに数多くの有名芸人を排出してきたＮＳＣですが、入学して授業を聞いているだけで誰もが面白くなれるなんて事はありません。
また、ＮＳＣに入ったからと言って授業を聞いてどんどん面白くなっていく、なんて事はないでしょう。
もっとも、黎明期から東京にも施設があった訳ではなく当初はＮＳＣ大阪だけでのスタートでした。

ＮＳＣは大阪だけでなく東京にもあるので、東京に住んでいるのに大阪へという事を考える必要がありません。
当初こそあまり注目されていなかったＮＳＣですが、今では毎年かなりの数の入学希望者が出ています。
元々かなり簡単と言われ誰でも合格可能とされてきたＮＳＣ入学に関しても、場合によって落とされるかもしれないので注意が必要です。
そもそも東京と大阪とでお笑いの感じ方に違いがある時点で、ＮＳＣが東西どちらかにしか無いというのは不都合です。
ＮＳＣに入って面白くなれるかどうかは自分次第であり、受動的な時点で期待は出来そうにありませんね。
養成所というスタンスで運営されている以上、慈善事業ではないのでＮＳＣの授業を受ける授業料がかかります。