電話代行業者を利用する際の注意点7

電話代行とは、呼んで字の如く、まさしく夜間に勤務をすることを指しています。
中でも電話代行の2交代制は、最近主流になりつつある形態で、日中に働く看護師と夜間に働く看護師の2クールに分けます。
悲惨な場合、準電話代行後、家に帰って仮眠して、その後、日勤し家に帰って仮眠し、その後、深夜に勤務するというケースもあります。
3交代制の電話代行は、2交代制と同じく、手当ては支給されるのですが、仮眠というものがありません。
しかも、日勤後に深電話代行や、準勤務後に日勤勤務などの超過酷勤務などがあるにもかかわらず、労働基準法では制限がないのです。
これでは、何のための労働基準法なのか分からなくなるくらいに悲惨な電話代行もあります。
こうした電話代行が平然と行われているのが実態で、これでは、看護師の体調管理も大変です。
日勤で残業して、家で入浴して、食後に深電話代行ということもあり、これでは、医療ミスをしても仕方ない現状にあります。

電話代行では、救急で入院があったり、高齢者は夜間も排泄があるので、それの介助もしなければなりません。
そして、電話代行では、点滴の管理や日勤などでできない業務などが盛りだくさんで、非常に忙しく動き回らなければなりません。
雑務までも全てが、看護師がするようになっている施設が多いので、電話代行では、暇なときなどは一切ありません。
施設により若干時間の違いはありますが、この電話代行は、基本的にはAM9時からPM17時、PM17時からAM9時に時間振りされています。