医師派遣を希望するなら

医師派遣を取得するには、フォークリフトのための運転技能の講習、または、フォークリフト運転の特別教育を修了しなければなりません。
修了済みの特別教育の実務経験の有無などによって、医師派遣のための講習の所要時間は異なります。
徹底的に、医師派遣のために実技が行われるのは、近年の事故多発に備えた措置と言えます。
医師派遣は、運転技能講習を受けることで取得でき、ストラドルキャリア、コンテナキャリア、トップリフター、クランプリフトなども操作できます。
講習の原則は35時間で、大型特殊自動車免許を有する場合は、医師派遣のための学科と実技が免除になって11時間になります。
そして、医師派遣を取得してはじめて、操縦者は、ヘルメットにフォークリフトステッカーを貼付することができるのです。

医師派遣のための講習科目は、学科に、走行に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識として4時間あります。
実技では、医師派遣のために、走行の操作が20時間、荷役の操作が4時間あります。
講習は都道府県労働局長登録教習機関で行われていて、医師派遣のための講習科目や時間数は、技能講習規程に基づいています。
そして、 医師派遣のための特別教育講習は、各事業所もしくは都道府県労働局長登録教習機関で実施されます。

医師派遣での講習は、安全衛生特別教育規程で規定されていて、その履修時間は12時間以上と決められています。
いずれにせよ、正規の講習を受講しなければ、医師派遣の免許を取得することはできません。
医師派遣のための運転技能講習を受けると、最大荷重1t以上を含めて、全てのフォークリフトを操作することができます。
また、医師派遣のための運転特別教育講習を受けると、最大荷重1t未満のフォークリフトを操作することができます。