スーツ生地メーカーなんです
スーツ生地選びは生地ブランド選びだとも言われる位重要視するべき部分です。
ところがところが、そういう大規模な工場が老舗のスーツ生地ブランドのライセンスを購入し、高級素材として世に生地を送り出している事もあるので要注意。
因みに、このタグには他に、アパレルブランド名や方正メーカーの名前も表記されています。
という事で、やはりそうしたスーツ生地メーカーの現状というのを関連のブログやサイトで予め調べておかれる事が大事でしょうね。
それにね、高級ブランドだからと言って、必ずしも高級メーカーのスーツ生地を使っているとは限っていないという事も知っておかれるといいと思います。
まあ量販店などで売られている安価な品でそういう事はまず有り得ませんからね、個別に一つ一つ要チェックする必要があるでしょう。
しかも、ライセンス料が加算されていますから、お世辞にもお手頃価格とは言えないのにもかかわらず、ついつい私たちは、そのブランド名に納得させられちゃうんですねぇ。
スーツ生地のメーカーは、大きく分けて3つ、自社で織物工場を持ち、日々一生懸命生地を織っている会社。
それから、世界各地の織物工場と提携し、それを取り寄せて自社製品として下ろしているメーカー。
しかし、今は機械製造で大量生産に徹しているメーカーも少なくありません。
そこで、その目安となるのがメーカー名の書かれたブランドタグ。
ただし、一見下請け工場から取り寄せているマーチャントと呼ばれるメーカーの方が安価なように思えますが、これが決してそうではありません。
加えて、熟練の技で高品質の素材に仕上げる自信も持っているのですが、何せ多くの種類を作ろうと思えば、それなりの工場規模や職人さんが必要になりますからね。
ミルと呼ばれるこの手のスーツ生地メーカーの製品は、どうしても種類が限られて来てしまうというデメリットを持ち合わせているんですね。
むしろ、自社でスーツ生地を織っているメーカーの方が余計なマージンが掛からない分、安いという事も大いに考えられるのです。
まあこの2つのスーツ生地メーカーには、それぞれ長所と短所がありますから、用途や好みに応じて使い分けられるといいでしょう。
店頭に並ぶスーツの内側には、必ずこのタグが付けられていて、そこにスーツ生地メーカーの記載もされているのです。
ですから、ダンヒルのような自社でスーツ生地も織っているメーカーでは、その全てが同じという事になるのですが・・・。
結果、名もなきミルメーカーのスーツ生地より、手を出しやすいという落とし穴があるので、十分気を付けていただきたいと思います。
スーツ生地は織物ですから、昔はどのメーカーも手織りが主流でした。
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