ルールに縛られないフォト俳句

つまり、フォト俳句もメンバー全員にタイムリーに発表出来るという訳です。
そう言えば、森村誠一氏と言えば、証明三部作に代表されるように、角川出版を支えて来た作家の一人ですものね。
このAzbyClubというのは、富士通と角川学芸出版共催の森村誠一氏監修によるフォト俳句のサークル。フォト俳句のお勧めに昨今勤しんでおられる人気作家の森村誠一先生。
でも、そのギャップがとても新鮮で、個人的には森村誠一氏のフォト俳句というのは大好きですね。
自分が趣味とするフォト俳句の世界観も角川から発信しようという訳なのでしょうか。
そしてこれは、逆に俳句の方にも言える事で、取り敢えず五七五の十七文字に納められれば、後は季語やルールなんて無用です。
読んでみると、なるほどねっという感じで、非常に納得出来る4箇条ですね。
本音を言うと、推理小説は好きなものの、余りにも重たい文面を苦手とする私は、森村作品をずっと敬遠して来ました。
だから、本当に著名な小説しか読んだ事がないのですが、森村先生のフォト俳句だけは、かなりこまめに拝見しています。
AzbyClubサークルのサイトには、こうした講座の他、森村誠一氏の作品も多数掲載されています。
むしろ逆に、言葉がしっかりし過ぎていると、写真がそこにある意味が薄れ、インパクトの弱いフォト俳句になってしまう事もあるのです。

フォト俳句は、自分の映した写真に一句添えればいいだけですから、はっきり言って、誰でもが出来る趣味なんです。
旅先で一句一枚、孫と遊びながら一句一枚、仕事の移動中に一句一枚・・・っという感じですね。
なので、これからフォト俳句を始めようと思われる方も、自分の腕前をもっとアップさせたい方も、一度読まれるといい参考になるのではないでしょうか。
これは正しくフォト俳句の持つ最高の魅力だろうと私は思います。
とにかく、これまで森村誠一氏が得意としていたハードボイルドやサスペンスとは全く違う世界。
昔と違って、こまめに集まっては作品を披露し合わなくても、今はメールで簡単にみんなに写真が送れます。
そんな森村誠一先生のフォト俳句4箇条というのが、AzbyClubというサークルのHPに紹介されています。
この作るのも、披露するのも実に手軽なのが、フォト俳句ブームの要因の一つになっていると言っても決して過言ではないだろうと私は思います。
でもって、このAzbyClubというサークルの中でいろいろ得るものというのは大きいなぁっと思いますね。
このAzbyClubがなかったら、多分自分自身はフォト俳句を作ろうなんて思わなかったかも知れない。
そのせいでしょうか、近頃は身近な同士が集まって、フォト俳句のサークルを作られる方も多いようですね。
そうなんですよね、どんなに下手クソなショットでも、心を込めて十七文字の言葉を添えれば、ちゃんとしたメッセージを持った一枚になってくれます。
フォト俳句に特別技術や芸術性を持ったいい写真は要らないというのが森村先生の4箇条の一つ。

フォト俳句は昨今老若男女を問わず人気を集めている趣味の一つで、ブログ素材としても重宝されています。
フォト俳句のエトセトラを関連のブログやサイトからあれこれ情報収集してね。
という事で、皆さんも仲間を集めて一句一枚を交換し会えるようなサークルを作ってみませんか。