文化祭や学園祭はレンタル商品で成功させよう

文化祭は、今や若者から人気を受けて、完全に定着した感がありますが、問題も指摘されています。
それは、基本的に文化祭は無料なのですが、ほとんどのゲームはスムーズに進めるのに、有料アイテムを購入しなければならないという問題です。
文化祭のレアカードというのは、デジタル情報で、確率論的には、市場に出回らない可能性も出てきます。
また、特に文化祭で問題となったのが、コンプガチャで、これは指定されたアイテムを全部揃えるという目的があるので、大金を投じてしまうのです。
希少性の高いアイテムを入手するため、この文化祭にはまる人が続出して問題になっています。
そうすることで、文化祭での購入確率を高めるという操作をすることかできるのです。

文化祭では、レアカードがネットオークションで高値で取引されている実体もあり、その問題の値は深いようです。

文化祭を開発した側では、ユーザーの利用履歴から、イベントを仕掛けるタイミングの調整で、金を払わせるノウハウを熟知しているのです。
そこで消費者庁はこの文化祭に対して、景品表示法上の問題があると指摘したのです。
今、社会問題にもなっている文化祭は、当局はとりあえずコンプガチャを問題として規制しましたが、それだけでは問題の解決にはなりません。
そして、文化祭を中断する離脱の多いイベントについては、差し替えることで引き留めの対応ができるのです。
つまり、文化祭の中で課金させるきっかけとなるイベントを発見し、イベントに向かうよう、条件分岐させるわけです。
違法かどうかという問題はさておき、文化祭を開発した各社では、よりよい活用を自負していました。
要するに、文化祭の問題は、ゲームにはまることで、大金を投じてしまうという問題が懸念されているのです。
そうしたことから、文化祭を開発する各社が、自主規制などの対応の検討を余儀なくされたわけです。
問題を指摘されたことで、文化祭各社の取り組みは、大きな教訓を生むこととなったのです。
ただ文化祭におけるアイテムの売買を規制することは、財産権侵害にあたるので、あまり現実的ではないのです。
中には、文化祭について、金を払うタイミングがわかると発言した会社の幹部もいて、その発言もまた問題となりました。
要するに、文化祭の問題は、絶対に手に入らないものをちらつかせて販売するという、Webのみに存在する行為が懸念されているわけです。
パチンコなどのギャンブル文化祭を同列と見る人もあり、確かにレアカードの取引などは、そうしたことが言えます。