最適なアコーディオンカーテンの選び方

今度は是非、アコーディオンカーテンに足を突っ込んで、そんな炬燵のエトセトラを語ってみたいものですね。
アコーディオンカーテンにみかんというのが、嘗ては日本の冬の風物であり、一般家庭の幸せな光景でもあったんですよね。
ただ、寝っ転がると、背中まで温かいホットカーペットが登場すると、どうしても若者を中心に、人気を奪われてしまったような気がするのは私だけでしょうか。
フラットな床の上に置いて、そこに足を伸ばし入れる置き型と、床をくりぬいて足を下ろして座れるようにした掘りごたつとがあるんですよね。
美味しかったなぁ、アコーディオンカーテンで食べたおばあちゃんの白玉入りおしるこ・・・。
テレビは付けっぱなし、電気は付けっぱなし、おまけにホットカーペットの電源は切れないはで、節電のせの字も認識してないグータラ野郎です。
その点、ホットカーペットなら、毛布一枚で前身ポカポカ、テーブルがなくても暖が取れるから、寝具として使っている人も少なくないんじゃないかと思います。
そう言えば、うちのおばあちゃんなんかは、よく「おこた」という言葉を遣っていましたっけか。
これはアコーディオンカーテンの略語である「こた」に丁寧語の「お」を添えた女性言葉だと思われますが、子供の頃田舎へ行くと、「おこたで暖まりなさい！」なんて言われたものです。
でもって、「寒かったろうに、よく来たねぇ！」とかって言って、薩摩芋を蒸してくれたり、お汁粉を作ってくれたりしたものです。
この「燵」という字は一応国字として認められているそうですが、それでもねぇ、思い切り当て字じゃんて感じ。

アコーディオンカーテンは今でこそ電気ヒーターを熱源としていますが、昔は木炭や豆炭、それに練炭などを使っていたそうです。
だってさ、アコーディオンカーテンは足しか温められないから、そのまま寝ちゃうと、風邪引いちゃう人も多かったのよね。