タジン鍋で炊飯にトライの経験談です
我が家のキッチンには、肝心のタジン鍋がないという基本中の基本の問題点です。
ならば、私も乗り遅れる訳には行きませんからね、早速トライです。
ただ、基本的にごはんは火と鍋があれば炊けるもので、アメリカではフライパンで白米を炊いていることもあると聞いた事があります。
という事で、結局今回買ったのは電子レンジでも使えるという見た目陶磁器のような耐熱性のタジン鍋。
と、ここで、それ以前に正真正銘の第一の関門が我が家にはあったのを思い出しました。
いえ、つい2〜3週間前まではあったんですよ、頂き物とは言え、そこそこ立派な有田焼のタジン鍋が・・・。
直径25センチ程度で、ファミリータイプとしてはもう少し大きめが欲しかったのですが、それでは電子レンジやオーブンレンジに入りません。
土鍋ならありますが、それでは本当にタジン鍋で美味しいごはんが炊けるのかどうかという検証にはなりませんから、取り敢えず一先ず断念。
まあとにかく、タジン鍋でごはんは炊こうと思えば炊けますが、堅めやお焦げの好きな人向けと言ったところでしょうか。
これがいいタジン鍋なのか、そうでもないのか、それともそんなものなのかはよく分かりませんが、まあ一応ごはんは炊けそうです。
それでは、早速洗ったお米と適量の水を入れて炊いてみましょう。
ところがところが、先日主人がタジン鍋を作ると言って使った際に、強火で長時間使用したため、見事に割れてしまいました。
最近人気の電子レンジでも、オーブンでも、直火でも使えるスリーウェイタイプのタジン鍋は、その用途から、この位が限界のようです。
これが我が家の実験結果から得た私の感想ですが、何度かトライしているうちに、そこそこのごはんが炊けるようになるかもという期待はあります。
それこそ、タジン鍋であっても、初めは強火に掛け、沸騰したら弱火に落とすという流れになります。
タジン鍋は元々蒸し料理用の鍋な訳ですから、そこそこ蒸気に対する許容範囲はあるだろうと思っていたんですね。
予想通り、数分すると、タジン鍋の蓋の周囲から、いい香りの湯気が上がって来ました。
これならきっと・・・!っと思った瞬間、ザーっと大きな音とともに大洪水。
アッと言う間に吹きこぼれ、タジン鍋を加熱していたコンロの火が消えてしまいました。
どうやら自動センサーが作動したらしく、しかたがないので、再び火を付け、弱火で5分ほど加熱しました。
ならば、タジン鍋でも十分ごはんは炊けるはずだし、土鍋ごはんと同様、案外、いや、とても美味しいごはんが炊けるかも知れません。
我が家の伝統溢れるガスコンロの上にタジン鍋を載せ、火を付けます。
充実した生き方へ導くための自己のスキルアップ
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