タジン鍋ってどんなもの。タジンとは、もともと北アフリカ 地域の鍋料理。料理の際に使われる陶製の土鍋のことをタジン鍋と言います。 とんがり帽子のような形の蓋が特徴的

素焼きタジン鍋の経験談です

タジン鍋は元来、モロッコやアルジェリアと言った北アフリカの郷土料理です。
あの電子レンジやオーブンでも使える耐熱性のタジン鍋は、ヨーロッパのメーカーが開発したそうですよ。
こういうのって、よく日本のメーカーが先陣を行く事が多いんだけど、どうやらちょっと出遅れてしまったみたいですね。
とは言え、今や日本でも、有田焼や備前焼のような高級陶磁器のタジン鍋が多数市販されています。
しかも、驚くべき事に、それらの多くが電子レンジでの使用が可能なのです。
電子レンジ対応のタジン鍋は、益々その売れ行きを伸ばして来ているようです。
なんと言っても、手軽さが売りのタジン鍋、やっぱチンして楽チン調理と行きたいですもんね。
材質は何であれ、タジンポットで作れば、取り敢えずタジン鍋になる訳ですからね。

タジン鍋の特徴の一つに、三角帽子のような背の高い蓋があります。
というのも、タジン鍋は一度に沢山の野菜とお肉を入れて蒸す料理。
という事で、本当のタジン鍋を味わいたいのなら、やはり見た目も肝心。
素焼きの土鍋を直火に掛け、弱火でじっくり煮込むというか、蒸すというのがベターという事にはなるのでしょう。
ただし、タジン鍋に限らず、土鍋というのは、その火加減や水分量が案外難しいものです。
そのためには、風情ある素焼きの土鍋でとは行かない人が多いのでしょう。
そのため、強火では使用しないようにという説明書が添えられているタジン鍋もありますね。
また、一番最初にタジン鍋ではなく、ごはんを入れてタジン雑炊を作るとひび割れしにくくなるという話も聞いた事があります。
強火で一気に加熱すると、ひびが入ってしまい、そこから割れてしまいます。

タジン鍋への拘りは、タジンポットからという専門家もいらっしゃいます。
そういう方は、やはり従来の素焼きのタジン鍋を使われるのでしょう。
そうなると、当然素焼きの土鍋ではなくなる訳ですが、まあ使い勝手がいいのは確かでしょうね。
ただ、我々素人が、そこまで鍋に気を遣いながらタジン鍋を食べてもねぇ。

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