競売になる前に任意売却の確認

但し、実際に任意売却を行使するには債務者の意思だけでは不可能で債権者による合意が不可欠です。
まず債権、ここで言う住宅ローンの権利が回収業者に移行します。
ブログやサイトを利用しても、任意売却について様々な情報を収集することが可能です。
ただ、場合によっては何か方法が残されているかもしれないので今すぐ任意売却とするのではなく法律の専門家に相談してみると良いでしょう。

任意売却の話が出る時点では、既に住宅ローンの事は忘れても良いでしょう。
既に住宅ローンが不履行となったため新たにローンを組む事も出来ず、恐らくは話を持ちかけられる任意売却か最悪の場合には競売にかけられます。
任意売却にせよ何にせよ、法律の素人が気安く手を出せる話ではないので弁護士なりに相談するのは一般的な流れと言えます。
ただ、一つ注意しなければならない事があります。
何にしても早い段階から、任意売却などに詳しい法律のプロに相談する必要がありそうです。
この辺りの見極めは特に難しいとされているので、任意売却なのかどうか慎重に行動しながらもベストタイミングを逃さない行動を心がける必要があります。
まとめて払えという事になっているので、他に支払う術がなければ任意売却や競売以外に道はありません。
因みに、任意売却をしても残債があれば弁済の義務があります。
確かに任意売却は法律の知識を必要とするものですが、それだけで上手く進められるものではありません。
ただ、競売の時とは異なり任意売却であれば弁済に関して交渉の余地があり売却後の自由度が高いです。
殆どの契約において、この時点で残りの住宅ローンを一括で払えと要求してくるため任意売却という話が出ます。