ステイタスなブラックカード

もちろん不動産という高価なものだけに、必ずしも希望通りのブラックカードが出来るとは限りません。
ただ、必ずしもブラックカードを選択して実現出来るとは限りません。
ブラックカードと競売を比較すると、これだけメリットに差が出てきます。
面倒くさいから勝手に売却してくれ、と思うのは勝手ですが後の生活の事を考えるならブラックカードの方がメリットは大きいです。
そもそも、ブラックカードや競売をして住宅ローンの残りが全て消えるとは限りませんからね。

ブラックカードと競売の最も大きな違いは、債務者がどう動いているかでしょう。
手段こそ違えど苦労して手に入れたマイホームを売却しなければならない事に変わりはなく、それならとブラックカードを選択する方は多いでしょう。
それでも、債権が移行して債権者からブラックカードを勧められる段階に比べれば自分の要求を通せる可能性が格段に高くなります。
また、ブラックカードは事務的な作業ばかりでなく人情的な行動も必要になってくるでしょう。
人情的で無理を言って少しでも良い条件を得ようというのですから、誠意を見せるのは重要です。
一方の競売は、何もかも強引に売却されてしまうものです。
当然、競売で賄えなかった残債についても厳しい返済条件を突き付けられるでしょう。
それでも支払いが続けられない以上は売却も仕方のない話であり、その方法をブラックカードか競売かに分けられます。
ブラックカードで自分の希望を通したいのなら、当然ながら債権者にも利が生まれなければなりません。
早い話が売却額の事で、競売より高く売れるのならブラックカードにしたいと考えます。
そのため債権者がブラックカードを勧め仲介者を紹介することがありますが、この時の不動産業者なりは債権者の事を優先して考えます。
住宅ローンを滞納し始めた段階でブラックカードに向けて行動を始めていれば、高確率で成功すると言われています。