ユーロと為替の動き。ユーロをはじめとする外国為替レートや主要通貨チャートの為替相場。時間の経過に区切ってグラフ化した記録をリアルタイムチャートで表示します。

ユーロの為替ブログです

EUが、ユーロの生みの親になりますが、EUには、フランスやドイツ、イギリスをはじめ、たくさんの国が加盟しています。
そして、トレンドが転換すると、しばらくはユーロは、その方向の動きが続くという性質があります。
そして、ユーロが下がると、米ドルに資金がシフトしていくという具合になります。
つまり、ドルが円に影響を及ぼすことがあり、ユーロは上昇トレンドと下降トレンドがはっきりしている特徴があります。

ユーロは、ヨーロッパの共通通貨で、米ドルと並ぶ世界の主要通貨として君臨しています。
世界で取引量が多いのがドルで、米ドルが下がると、一般的にユーロがその受け皿になる傾向があります。ユーロというのは、米ドルに続く第二の基軸通貨として知られており、取引量、信用度などを総合すると、米ドル、円とともに主要3通貨の1つになります。
またユーロが高くなると、フランスやイタリアなどのヨーロッパからの輸入品の値段も上がることになり、結果、ブランドバックや外国車に手が出しにくくなります。
そして、ユーロドルの為替の動きを決めるのは、金利差にあり、金利で優位なら高くなり、ドルが優位ならドル高になるのです。
そうした大役を担っているユーロですが、実は意外に歴史が浅く、導入されたのは1999年で、まだできて15年が経過していません。
もし、ユーロが高くなると、当然、ヨーロッパへの旅行がこれまでより、高価になります。
つまり、ユーロが高くなることで、現地での小遣いが目減りするということが起こります。
ちなみにユーロの為替の動きは、アメリカとの貿易不均衡が少ないことから、貿易取引での為替への影響は少ないようです。
そんな中、ユーロを導入したのは、当初12カ国だったのですが、その後、徐々に増え、2009年には16カ国まで拡大したのです。
イギリスのように、EU加盟国でありながら、ユーロを導入しない国もありますが、モナコ公国やバチカン市国など、EUに加盟していない国でも導入しているところがあります。
外貨預金やユーロを対象としたファンドに投資している人については、為替の差益を得ることができるメリットがあります。
当初のユーロの為替レートは、132.97円で、実際に誕生するまでは、フランスではフラン、ドイツではマルク、イタリアではリラと、それぞれの通貨が使用されていました。
そうした様々なケースがあることから、EUとは別に導入している国のことをユーロ圏と呼んでいます。

ユーロは、円に対して高くなったり安くなると、我々が生活する上で、どのような影響があるのでしょう。
紙幣と硬貨のユーロが実際に流通し始めたのは2002年からなので、実に歴史の浅い通過と言えます。
逆に輸出が多い企業では、ユーロが高くなると、商品が前よりも高く売れることになるので、結果、業績が向上します。
要するに、ユーロは、かなり単純な通貨と言え、2005年に高値から安値に転換していて、その後、急落すると、その反動で、4ヶ月連続で安値となっています。

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