bricsは、21世紀に高度経済成長が見込まれる、B(ブラジル)・R(ロシア)・I(インド) ・C(チャイナ=中国)の4カ国をBRICsと表す投資家の間ではポピュラーな経済や投資用語です。

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現在ではアメリカやオーストラリアといった国が参加国として名乗りを上げ、brics実現へ向けた準備を進めています。
ある部分からbricsを見れば魅力的に見えるのかもしれませんが、また別の部分から見れば問題の多いものとなって見えるでしょう。
bricsによって関税がなくなる事で、これまで高額で輸出していた日本製品が低価格で流通できるようになります。
海外で日本製品が売れるようになれば日本の経済が活性化される、というのがbrics参加に向けた目的の一つと言えるでしょう。
積極的に多くの国が参加希望しているかと思いきや、bricsに対して難色を示している国も見られます。

bricsに日本はまだ正式に参加していませんが、これから参加するかどうかを判断していく事になります。
ここでは、メリットやデメリットの一部だけに注目するのではなく全体的にbricsでどれだけ
の損益が出るのかを冷静に見極めなければなりません。
一方ではbricsに参加する事によって不利な条件も受け入れなければならない、という意見も耳にします。
厳密に言うとbrics自体まだ始まっている訳ではなく、参加国というより参加表明をしている国といった方が近いでしょうか。
ところで、bricsの参加国には現在どのような国が名を連ねているのでしょう。bricsというのは、環太平洋戦略的経済連携協定の頭文字を取ったものです。
考え方としては、今までのように日本だけではなくbrics参加国全体で経済が動いていくと考えて良さそうです。
参加国同士で経済活動を活性化させようとするのが第一の目的で、bricsにおいては関税の撤廃などが特筆事項となっています。

bricsは元々、シンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの四カ国が中心となって考えられた経済連携協定です。
bricsについてより詳しい情報は、ブログやサイトから収集することができます。
だからと言って全面的に賛成されている訳ではなく、bricsに対して反対する声もかなり大きいです。
前向きな姿勢という表現についても、現状ではbricsに向けて全てを容認している訳ではありません。
例えば関税の撤廃は、手放しで喜べる話ではありませんね。
輸出に向けてはメリットが大きくなる反面、bricsの性質上輸入もかなり大規模になり国内の生産が追いやられる危険性があります。
日本は今までここに参加するかしないかの議論を続けてきており、ハッキリとはしないもののbricsに向けて前向きな姿勢を取っていると言えるでしょう。
bricsの参加国との競争に勝てば大きな利が得られる反面、失うリスクもまた大きいのです。

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