トリプトファンの含有量なんです
食品中のトリプトファンの含有量については、様々なブログやサイトで紹介されていますから、一度じっくりご覧になると面白いと思いますよ。
トリプトファンはもともと牛乳から発見された物質だそうですからね、当然、その牛乳を使った乳製品にはふんだんに含まれている事になりますよね。トリプトファンは、最も摂取しにくい必須アミノ酸だと言われていますが、一体、どんな食物に、どの位のトリプトファンが含まれているのでしょうか。
比較的多くトリプトファンを含む乳製品はチーズで、プロセスチーズの場合だと、100グラム辺り、291ミリグラムも含んでいます。
これらは100グラム辺りの含有量で、白米なら約お茶碗1杯程度と言ったところでしょうか。
ところが、その原料となる牛乳はというと、これが僅か42ミリグラム。
それで、ご飯の場合はおよそ90ミリグラムのトリプトファンが摂取出来る事になります。
確かトリプトファンは、大豆などの豆類にも豊富に含まれているはずなんですが、何だか面白いでしょう。
大豆は490ミリグラム、ナッツは360ミリグラム、アーモンドは201ミリグラムとなっています。
事実、トリプトファンには高い精神安定効果があり、欧米ではうつ病の治療に当たり前に活用されているそうですよ。
因みに、最も多くトリプトファンを含む食品は粉末大豆で、1,100ミリグラムだそうです。
でも、必ずしもそうとは限っていなくて、意外な食物がトリプトファンを沢山含んでいたりもします。
だからカルシウムやトリプトファンが不足し、イライラする事がなかった。
脱脂粉乳ってご存じですか、牛乳の脂肪分を取り除いて粉末状にした所謂粉ミルク、スキムミルクとも言われる物です。
今でも脱脂粉乳を使ったお菓子は沢山市販されていますから、たまにはおやつに食べてみるといいかも知れませんね。
だから、今のような若者の凶悪犯罪も少なかったのかも知れませんね。
トリプトファンはアミノ酸の一種ですから、たんぱく質が豊富な食品は、トリプトファンも豊富な食品という事になるはずなんです、本来はね。
とは言っても、その加工方法などが影響するのでしょうか、同じ乳製品でも、その含有量にはかなりの幅が見られます。
トリプトファンに限らず、カルシウムも豊富で、栄養価そのものだけでみると、牛乳よりもかなり優れているんですよ。
昔の子供たちは、学校給食で出されるこの脱脂粉乳を飲んで育ったそうです。
因みに、ハム太郎君の大好物、ひまわりの種は、トリプトファンを310ミリグラムも含んでいるんだそうですよ。
トリプトファンが不足すると何かと厄介な事になるそうですが、トリプトファンは、摂取し過ぎても危険。
1日当たりのトリプトファンの摂取量が6,000ミリグラムを超えると、肝硬変を発症する確率が大幅にアップすると言われています。
とは言っても、上記のような食品中の含有量を考えると、よほど偏食しない限り、この数値を上回る事はないでしょうね。
例えば、脱脂粉乳においては470グラムと、牛乳の10倍以上も含んでいます。
後、やはり噂通り、豆類のトリプトファンの含有量は比較的高いです。
これが豆乳になると53ミリグラムとやや増加しますが、それでも目を見はるほどの数字ではありません。
これに挽き割り納豆を100グラム乗せると、約240ミリグラム増し、デザートにヨーグルトを食べると、プラス47ミリグラム位になりますね。
プロセスチーズの7分の1ほどしかトリプトファンを含んでいないんですね。
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