病気と健康最前線

最近では使い捨てのディスポーザブル浣腸を使っている病院も多いのですが、問題はその挿入。
一見注射器のようにも見えるあの施術をシリンダー浣腸と呼びます。
正直少々勿体ないような気もしますが、安全性が高く衛生的ですし、何と言っても、非常に使い易く造られています。
当然入口付近に浣腸液が注入されてしまうため、効き目が出るまで少々の時間を要しますが、腸に傷つける心配はそれほど大きくありません。
一方、病院ではピストン方式のガラス管から液を注入する方法がよく用いられます。

浣腸には大きく分けて3つの種類があり、家庭用としてはディスポーザブルかシリンダー方式のどちらかですが、病院では高圧浣腸というのも行われています。
腸に傷が付くとそこから注入した浣腸液が体内に染みだすため、トラブルが生じるそうです。
今でも、浣腸器具というのはこのシリンダー方式のガラス管を指す事が多いようです。
あのようなプラスチックの使い捨て容器を用いた施術をディスポーザブル浣腸と呼ぶそうですね。
ただ最近は、軽くて割れにくいプラスチック製のシリンダー浣腸も登場して来たとか。
家庭用の浣腸容器の先端はそれほど長くなく、3センチから5センチ程度です。
高圧浣腸というのは、点滴のような方式で地上から少しずつ注入して行く方法です。
しかし、中身の浣腸液はいずれもグリセリンを適度な濃度に薄めたものが主流だそうですね。
浣腸についてのトラブルや指導はブログやサイトに多数掲載されています。
されど、その反面、挿入時に腸を傷つけてしまう可能性もあるんですね。浣腸と聞いて、イチヂク浣腸の名前がまず真っ先に思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
勿論、深い部分まで浣腸液を注入出来ますから、効果が出るのも早く、奥の方の便も排泄する事が可能になります。
病院では便秘の治療以外にも、手術や大腸の検査をする際に浣腸を用います。
このガラス管は煮沸消毒をすれば何度でも使えるので、非常に経済的ではありますが、割れやすくて危ないという短所があります。
なので、それほど奥まで注入しなくても安全第一の施術で十分だと考えられています。
例え安全で簡単だと判っている家庭用の浣腸でもやはり正しい知識を持って使いたいものです。
最近では浣腸を見直すための指導所が発行されたりもしているようですよ。

浣腸をたまに超洗浄の一環として過程で行う人もいるようですが、残念ながら家庭用の浣腸では便秘の解消をするのが精いっぱい。
ところが、医療用の浣腸容器の注入管は10センチ以上あるそうです。
そして最近、そんなグリセリン浣腸時の医療事故が増加しているそうです。
でも、プロでも失敗する事のある浣腸、いくら安易に出来るからと言って、決して侮ってはいけませんよね。
病院や専門医からの浣腸アドバイスというのもあるみたいなので、愛用している人はぜひ一度関連ブログやサイトを読んでみるといいでしょうね。
あのイチジク浣腸に使われている容器はプラスチックで出来ていて、使い捨て。
かつて浣腸と言えば全てがこのシリンダー方式で、家庭でも使われていたそうですよ。