病気と健康最前線

近年の運動不足型社会を象徴するかのように、便秘で悩む女性が益々増加していると聞きました。
まあ、今は殆どグリセリンを薄めた薬剤の浣腸液が使用されているそうです。
その点便秘薬は大腸全体の便に対して効果を発揮するようなので、上手に使い分けたいものですね。
浣腸に使う液は、弁を柔らかくする成分を含んでいるか、大腸の蠕動運動を促進するものでなければなりません。
グリセリンはこの二つの効果を十分に満たす上に、潤滑油としての役割も果たすので、浣腸液としては最適なのだそうですね。

浣腸と言えば便秘の治療や病院で腸の検査や手術を受ける際にされる事が多いです。
特に浣腸は入口付近の便には強いものの、奥の便まで排出する力が弱いそうですからね。
グリセリンを薄めた液を使った浣腸がすっかり主流となった昨今。
やはり便秘の解消は食事と運動を考えるのが第一ですが、次の手段となるのが浣腸や便秘薬の使用。
時には浣腸よりも便秘薬の方が効果的な場合も少なくないみたいですよ。
少量で効き目を発揮するグリセリンの浣腸液とは違って、ぬるま湯だとかなり多めに注入しないと効果は得られないと聞きました。
ぬるま湯を使うこともあると聞いたことがあります。
浣腸は即効性があるのが魅力ですが、慢性の便秘には常に効果を発揮するとは限っていないようです。
どうやら浣腸液の使い分けを考えるよりも便秘薬との併用や使い分けを考える方がいいみたいです。
浣腸液の種類はさておいて、出来る事ならやむを得ない時のみお世話になるようにしたいものです。
でも、時には食塩水やぬるま湯、石鹸水を注入する事もあると聞きました。
食塩水は大腸を刺激し、蠕動運動を促す効果は結構高いらしいですが、近頃の浣腸事情においては、やはりそれほど使われる事はないみたいですね。
最近は石鹸水を使用した浣腸液というのはなくなりつつあるようです。
事実、病院でも検査や手術前の腸洗浄に必ずしも浣腸をする訳ではないようです。
最初に便秘薬を用い、残った分を浣腸で排泄させるという方法を取っているところも多いと言います。

浣腸液や便秘薬の種類と特性に付いては、ブログやサイトでかなり詳しく調べる事が出来ます。
石鹸水も又、グリセリンと同様に両方の効果を齎すそうですが、粘膜を傷つける可能性があるので、余り使わない方がいいみたい。
特に体に害のなさそうな浣腸をブログやサイトでしっかり勉強して、上手に利用して欲しいものですね。浣腸の中身はみんな浣腸液と呼ばれるお薬、とは限っていないのだそうですね。