健康と病気の最新情報館

ですから、同じ婦人病であっても、患者の世代が違うとも言われています。子宮体癌イコール子宮癌である事は確かなのですが、逆も然り、という訳ではありません。
しかも、その3分の2以上が子宮頸癌で、どちらかと言うと、子宮癌イコール子宮頸癌と思う方が、まだ確率的には高いのです。
因みに、子宮頸癌は、性交渉や妊娠・出産、あるいは、流産や中絶経験の多い女性が掛かりやすいと言われています。
実際には、子宮癌は子宮頸癌と子宮体癌の大きく2つに分けられます。
例えば、子宮体癌は、女性ホルモンのバランスが大きく関わって来る癌です。
とは言え、いずれも子宮癌という重病であるのは間違いありませんし、子宮頸癌も子宮体癌も初期症状は似たような形で現れます。
でも、それは別に必ずしもそういう生活を送っている人がなるとかならないとかと、容易に分別出来るものではありません。
そのため、閉経前後の中高年女性、特に、50代の女性の発症率が最も高いとされています。
しかも、妊娠や出産、あるいは性交渉の経験が少ない女性ほど、子宮体癌になりやすいとも言われているのです。

子宮体癌は真面目な女性や、仕事の出来る女性ほど発症しやすい、要因を見ていると、そんな風にも思えてしまいます。
でも、子宮体癌はそういうのがないから、なるべく自分で気を付けて、発症しにくい体質に改善して行く事が大事なんだろうと思います。
ですから、嘗ては欧米のキャリアウーマンたちがよく見舞われていた大病の一つだったんですね。
ところが、日本でも男女平等かとともに晩婚化や少子化が進み、子宮体癌は子宮頸癌と同様、非常に身近な疾病となりつつあります。
過度のストレスや疲労、そして脂質の多い食生活は、子宮体癌を引き起こしやすいとされているからです。
暇があれば、そういう情報の掲載されたブログやサイトを読んで、子宮体癌に関する知識を深めておく必要はあるのではないでしょうか。
そして、検査の流れも治療の流れも、手間はかなり異なりますが、大体は同じような形で進められて行きます。
まるで、子宮体癌とは正反対、ちょっとおてんばな女性が見舞われやすいような気もしますね。

子宮体癌は比較的高齢の女性に多い病気だという固定観念は、昨今はかなり見直されて来て、20代・30代の若い女性でも発症する確率は低くない。
一方、子宮体癌は、子宮本体の内側にある子宮内幕に発症する癌なので、どうしても子宮頸癌以上に、ホルモンが深く関わって来るようです。
ただ、子宮頸癌は、子宮の入り口部分に発症する癌で、炎症による細菌感染などが引き金になる事が多いんですね。
つい最近、子宮頸癌の予防に繋がるワクチン注射が話題になっていましたよね。
でも、考えてみれば、ストレスや疲れや無駄な脂肪は、現代社会では、誰だってすぐにため込んでしまうものですもんね。
そして、そのためには、それなりの知識を持つ事は必要不可欠な事です。
特に、仕事に追われている女性なら、外食やインスタントに近い食事も増えるだろうし、若くても十分子宮体癌になる可能性はある訳です。
ただ、子宮頸癌と子宮体癌とでは、発症する原因がいささか異なるようです。
子宮体癌も子宮頸癌も、全ての世代の全ての女性が、いつ襲われても決しておかしくはない病気なのです。
子宮体癌の原因から判断して、近頃はそういう新たな説が多数出されています。