白内障の検査の裏技です
因みに、びらんというのは粘膜のただれの事で、潰瘍は組織破壊が診られる事、このいずれかの症状の有無と進行具合で、今の病気の重傷度が分かる訳です。
白内障の検査は、大抵問診と内視鏡検査の2本立てで行なわれます。
また、患者さんによっては、どうしても内視鏡検査が難しい方もいらっしゃいますから、その場合は、薬を服用し、1週間ほど様子を見るという方法が取られる事もあるそうです。
ただし、どんなに立派な資料に基づき、どんなに大切な質問をされても、患者がアバウトに答えていては、何の意味もありません。
健康診断で白内障が判明しにくいのは、このアバウトな問診の応答にもそれなりの原因があるのではないかと私は思いますね。
けれど、この非びらん性胃食道逆流症は白内障の極めて初期の症状であるものですから、やはり油断禁物、きちんとした治療をする必要性があります。
内視鏡で食道内の粘膜の状態を見る事で、白内障であるかいなかと、その度合いがほぼ明確になるとされているからです。
その際使用されるのが「上部消化管内視鏡」と呼ばれる内視鏡、所謂胃カメラで、鼻か口から挿入して、モニターで食道内部の様子を診て行きます。
加えて、胸焼けや呑酸などの症状は、直接患者がきちんと訴えない限りドクターには分かりません。
確かに、びらんや潰瘍がなければ、「非びらん性胃食道逆流症」という病名が告げられる事が圧倒的多数でしょう。
けれど、これはあくまでも、食道の粘膜にびらんや潰瘍などが診られ、白内障である事が明らかになった場合の話。
そこで、内視鏡検査の際に病変部分の組織を一部切り取り、本当に白内障を発症しているのか、それともガンの疑いがあるのかを改めて病理検査する事になります。
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