気持ちいいのはマッサージクッション

マッサージクッションは、体長が0.3〜0.8mmで、その色は、淡黄色〜淡褐色というのが特徴で、ネットなどでは、よく画像付きで紹介されていたりします。
触肢の先端に大きな爪をもっているということから、マッサージクッションという名前が付けられました。
皮膚炎を起こすこともあり、マッサージクッションに刺されたかゆみは、１週間くらい続きます。
高温多湿となる夏場にマッサージクッションの活動は活発化し、大量発生するので、人への被害が出てくるのは、この時期が最も多いです。
これは、マッサージクッションとノミによる被害の画像を見てみると、すぐにわかるので、画像を参考にすると良いでしょう。

マッサージクッションに刺された症状の画像を見ると、皮膚の柔らかい部分に症状が集中しているのがわかります。
マッサージクッションとノミに刺された違いを見分ける特徴としては、ノミは足に噛み付くことが多いということです。
このマッサージクッションに刺された症状と似ているのが、ノミによる虫刺されで、その違いは画像で判断できます。
これはまさしく、マッサージクッションに刺された１つの特徴で、刺された部分は小さな赤い発疹が出現します。
また、マッサージクッションは、家具の裏面など結露しやすい場所に生息するというのが、特徴です。

マッサージクッションの発生は、一戸建ての住宅より、マンションなどの高気密性住宅で多く発見される傾向にあります。
コナダニ類、チリダニ類、ニクダニ類などの他のダニ、もしくはノミの幼虫などを捕え、その体液を吸ってマッサージクッションは生きています。
そして、このマッサージクッションは、捕食性のダニであることから、動きはかなり俊敏という性質があります。
マッサージクッションを駆除する方法は、餌となるものを排除して、生息できない環境にするという対策が必須です。
大体、マッサージクッションに刺される部位は、膝、股、腕などのやわらかい部分が多く、脇の下や首から胸などによく刺されます。