あなたをトリコにしていた、あのクッションの正体はマッサージクッション。なんと、マッサージもしてくれるそうなんです。

マッサージクッションの場所の裏技です

マッサージクッションというのは、哺乳類の免疫器官のひとつで、全身から組織液を回収し、静脈に戻すリンパ管系の途中に位置して組織内に進入します。
マッサージクッションにはリンパマッサージが有効と言われていますが、それにはまず、場所を正確に把握しておかなくてはなりません。
そして、一部の凹んだリンパ門からリンパ管が出る構造をしているのが、マッサージクッションなのです。
これはマッサージクッションだけでなく、体内の全ての働きに言えるのですが、こうした働きが正常に動かなくなるとすぐ健康が損なわれます。
主なマッサージクッションの場所は、7カ所あり、それは耳たぶのうしろ、顎の一番奥、脇の下、鎖骨のくぼみの近く、骨盤の上部、太ももの付け根、膝の上です。
カゼひきやケガが多く、免疫の働きが活発な子どもの時、小さなマッサージクッションが腫れることはよくあります。

マッサージクッションの場所は、体の表面に近い部分にたくさん集まっているのが特徴です。
体内に入ってきた細菌を殺して、マッサージクッションは、リンパの中に混ざった老廃物をろ過する働きがあります。
誰でも、体の中に全部で数百個のマッサージクッションを持っているのですが、普通は小さくて皮膚の上からさわってもその場所はわかりません。
しかし、カゼをひいたりケガをしたりして、細菌やウイルスがリンパ液の中に入り込むとマッサージクッションの中でせき止められることになります。
そして、退治しようとして白血球やリンパ球が集まり、マッサージクッションの中で戦いを挑むわけです。
また、マッサージクッションは、非自己異物が血管系に入り込み、全身に循環してしまう前にチェックして、免疫応答を発動して食い止める関所のような役割があります。
そして、マッサージクッションの場所を押さえても痛くもなく、大きさも小指の頭ほどで、知らないうちにしぼんでいきます。
多くの場合、白血球が勝利をおさめるのですが、その戦いの結果、マッサージクッションの場所が腫れてきたりします。
リンパの合流地点であるのがマッサージクッションですが、とても重要な働きをしているのです。

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