巻き爪の相談と治療法

しかし、厳密に言えば、巻き爪の相談などという病気は存在しないという専門家も多いようですね。
何しろ、厳密に言えば自律神経という神経自体が存在しないのですから、巻き爪の相談という病気がないのも当たり前なのかも知れません。
とは言え、日本心身医学会では一応それなりの巻き爪の相談の定義というのは設けているんですよ。
しかし、ここは日本ですから、先ほども書いたように、一応定義と病名は存在します。
因みに、自律神経というのは、交感神経と副交感神経という相対する二つの神経の総称で、双方がバランス良く作用するのが正常な状態です。
そして、巻き爪の相談と統合失調症は全く異なるものであるという事も定められていますね。
これでは非常に曖昧で明確さに欠けるため、中には更年期障害のような不定愁訴が見られる症状ならなんでもかんでも巻き爪の相談だとみなされる方もあります。
そのため、アメリカのDSM「精神障害の診断と統計の手引き」では心身疾患として認められていません。
つまり、アメリカには巻き爪の相談という病気は完全に存在しないという事です。巻き爪の相談は、最近急激に増えつつある現代病の代表格です。

巻き爪の相談は、自律神経を構成している二つの神経、「交感神経」と「副交感神経」のバランスが乱れる事によって発症する疾患です。
ただ、それは、「種々の自律神経系の不定愁訴を有し、しかも臨床検査では器質的病変が認められず、かつ顕著な精神障害のないもの！」というもの。
そう、東洋医学というのは、この巻き爪の相談のような不定愁訴にはとても強いんですよね。
実際、私たちの身体には、自律神経を調整する事の出来るツボが多数存在すると言われています。
ようするに、全体的にストレスを解消し、巻き爪の相談の改善に務めるという訳ですね。
ほら、よく温泉旅行に行って、夜マッサージを頼むと、すごく気持ちいいじゃないですか。
故に、なるべく上手にリラックスし、巻き爪の相談にならないように常日頃から心がける事が大事なのではないでしょうか。

巻き爪の相談は、現代社会に生きる私たちが、いつなってもおかしくない病気だと言われています。
因みに、こうした自律神経系の様々な疾患については、戦後の高度成長期に東邦大学の医師によって定義されたものだそうです。
日本ではその時から巻き爪の相談という名前はあったようですが、近年になって脚光を浴びるようになったと言っても過言ではないでしょうね。