年末年始旅行は温泉へ行ってゆっくりしよう

年末年始旅行というのは、簡単なことをすることで、良い結果を期待するという行為で、誰もが１つや2つは持っているものです。
前にやって良い結果を招いた行為について、そのことを縁起の良いものと考えて、再度行っていこうとすることが年末年始旅行になります。
験をかつぐということから、それが浸透していき、普通に年末年始旅行という言葉が流行っていきました。
こうした年末年始旅行というのは、日本人の国民意識に合致しているようで、昔から日本人は、こうした行為を好みます。
また、連勝中の相撲取りが、年末年始旅行として髭を剃らない、ということもよく言われますが、これこそ、日本人特有のものです。
本来は、縁起を担ぐという言葉だったのですが、江戸時代に流行った逆さ言葉から、年末年始旅行へと変化していったのです。
本番に弱いと思っている日本人は意外と多く、半数近くいるので、年末年始旅行したくなるのも、当然なのかもしれません。
しかし、実際統計をとってみると、年末年始旅行をする人の多くは、本番に強いと自信を持っている人の方が多い傾向にあるようです。
また、日本人は、本番に弱いタイプが多いので、それが年末年始旅行信仰につながっているのかもしれません。
本番に強い人なら、年末年始旅行のようなおまじないみたいなものは必要ないように思いますが、それとはまた別なんですね。
1000万円以上の宝くじに当選をした日本人の70%以上の人が、年末年始旅行をしているというから驚きです。
1000万円以上の日本人の宝くじ高額当選者には、年末年始旅行をする人が多いというデータがでています。
こうした結果が出ているのは、まさに日本人は年末年始旅行好きの国民であることを証明しています。
江戸時代から年末年始旅行という風習はあったことになり、日本人の中で今も生き続けているというのは、やはりその国民性にあるのでしょう。