中学入試問題は算数を得意科目にする

中学入試問題は、灘の入試問題と共に、日本の中ではトップクラスの難易度があります。
そして、中学入試問題は、特殊な知識を必要としないで、その場で手を動かして考えることで解けるように作られています。
しかし、中学入試問題は、他の学校に比べて、誘導となる設問数が少ない傾向があり、解答に至る流れを自分で組み立てる必要があるのが特徴です。
つまり、6年生の後期から中学入試問題対策として、特別コースが設定されているのです。
ただ、処理力、試行力、構想力などはしっかりと身につけておかないと、ハッキリ言って中学入試問題は、太刀打ちすることはできません。

中学入試問題は、対策としては、標準的な問題の解法は早めにしておくことです。
また、中学入試問題では、読み慣れない文体で書かれた文章もよく登場するので、注意しなければなりません。
例えば、中学入試問題対策として、たとえ他校の入試問題であっても、頻出される速さや立体図形、規則性の問題は積極的に取り組んでおくことです。
また、中学入試問題に対しては、塾の教材以外では、中学への算数などを活用するのが有効です。
以前までは、中学入試問題は、ほとんどの受験生が解けないような超難問がよく出題されていましたが、最近では難易度がやや落ちてきています。
塾別の対策としても、今やどの塾でも、中学入試問題のためのコースが設定されているほどです。
また、見たことのない設定の問題であっても、積極的に手を動かして考える習慣をつけておくことが、中学入試問題対策として重要になります。
基本的に中学入試問題は、普段の学習の成果が反映される問題が多いので、入試本番での番狂わせは少ないと言えるかもしれません。
国語に関しては、中学入試問題は、物語文＋随筆文、もしくは物語文+論説文という、物語文を中心にした大問が主流となっています。
そして、中学入試問題に対しては、答えが出て単に満足するのではなく、速く正確に処理できる能力を養っておく必要があります。